英語の発音とリスニング力は両輪の関係なので、切っても切り離せません。
また、「英会話力」というと、発信する側に目が行きがちですが、「会話」は双方向のコミュニケーションなので、相手が何を言っているのか聞き取り、理解してその内容に反応することが良い会話、良いコミュニケーションには欠かせません。
リスニング力が高いと、自分が発信する言葉や内容を考えたり口に出すための余力が増えます。
つまり、リスニング力は、英会話力に直結しているのです。
会話力の要素は他にもありますが、このページでは、まずリスニングと英語発音の関係にフォーカスして説明します。
1.「ペラペラな発音」ではなくて「誰が聞いても1度で英語にちゃんと聞こえる発音」
をマスターしたら、次にやるのは
2.「ネイティブスピーカーと同じ崩し方、同じスピードで発音できる」=「聞き取れる発音力」を練習します。
1.は通じるための英語発音
2.は聞き取るための英語発音
です。2.で普段の英会話をやっても構いませんが、「お、この人は手加減しなくていいんだな」と思われて、ネイティブ仕様の英語が返ってくるので、自信がない人は気をつけましょう(笑)
ネイティブスピードの崩れた英語を聞き取るには、同じように発音できる必要があります。
しかし、多くの人は、発音の何が阻害要因になっていて、どの部分が聞き取れてないのかを理解することができないので、(人によって様々な原因があります)
1.音のルールを知る
2.ルールを踏まえて、文章をネイティブスピードで発音する
3.個別に、間違って発音している音、余分に発音している音(特に、子音の後の余分な母音)を、鱧の骨でも抜くかのごとく、丁寧に、細かく除去してもらう(教える人がやる作業)
の3工程です。
1と2はある程度世の中に情報が出回っているので、教えられる人がいますが、
3、はもはや職人技ですので、ちょっと発音に詳しいくらいの人ではできません。
はっきりいって、メントール英語発音教室独自の、自慢のワザです。
この、雑音除去を完璧に行い、除去した状態で発音できるようになると、何度聞いても聞き取れなかった部分が聞き取れるようになります。
私はこの除去訓練について百戦錬磨ですので、誰にも負けません。
できる限り除去しまくります。
例えば、最低限のレベルだと、以下のようなポイントをお教えします。
※外部の講座などでは時間に限りがあるので、下記に絞り込んでお教えします。(発音教室に通っていただく場合は、全てのポイントをお教えします)
【1】消える音
1.語頭のh
2.語の真ん中、語尾のt/d/p/b/k/g
【2】くっつく音
1.リエゾン
2.口蓋音化
【3】日本人が誤解して覚えている音(間違って教わっている音)
1. s/th/f/v
2.語尾のL
3.弱母音(あいまい母音)
【4】発音してはいけない音
子音単体の後の余分な母音
・ネイティブスピーカー同士の雑談英語が聞き取れない
・英語が早すぎるように聞こえることがある
・洋楽、洋画や海外ドラマの台詞が聞き取れない/はっきりと理解できない
・リスニングの練習をしている時、何度聞いても聞き取れない部分がある
・ネイティブが話す英語の音で発音されない/音が変化するのは知っているけど、いつ、どんな風に変化するのかいまいち理解できない
・発音に自信がない/確信が持てないまま音読を続けている
という方は、上記項目は最低限マスターする必要があります。
教室のレッスンで、一緒に発音してリスニング力の変化を実感できます。発音も良くなり、リスニング力もアップして一石二鳥です。
メントール英語発音教室では
「慣れるまでなんども聞いて、英語耳を作る」
とか
「とにかく、ネイティブになったつもりでたくさん声に出して練習する」
といった、分かるようなわからないような、曖昧な説明はしません。
具体的に、体系的に説明し、教室をやめても、自宅で再現可能で持続性がある教え方をします。